長い年月が経ちデコボコになってしまった石畳を、
一枚ずつ取り外し修復する特殊な工事です。
石厚が200ミリ近くあります。近年の床材は30ミリ程度のものを使用することが多いですが、
驚いたことに当時は6倍以上もの厚みの材料が使われていました。
一枚ずつ丁寧にはずしていきます。
重量が100kg以上ということで、
当初2人程度で考えていた人員を4人にし、クレーンで吊り上げながら施工することにしました。
現在の6倍も厚い材料が使われているとは驚きでしたが、やはり歩くと重厚感がります。
長い年月と石工事の変遷を感じられる工事でした。